あるサラリーマンの副業実録
この度は「あるサラリーマンの副業実録」までお越しいただきありがとうございます。当サイトでは、私がこれまでメインでやってきたオークションの副業から、その資金を元にはじめた不動産・株式投資についても書いていきたいと思います。 
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
契約当日
   10月末の頃です。私は資金繰りで四苦八苦しておりました。ローンの利息が3%を切る代わりに融資金額が減ったため、用意する頭金が増えたからです。当初は詳しく計算もしなくて、だいたい大丈夫だろうと思っていたら、契約1週間前頃に足りないことに気づきました。急いで少しでも買値より利益が出ていた持株は売却したのですが、大半の株が急落していたため、売りたくても売れない状態となってました。

   さんざん悩んだ挙句、大損していたものは別として、数万ぐらいの損株は処分することを決心して、何とか頭金は用意できたと思ってました。しかしながら、契約前々日ぐらいに重要なことに気づきました。本当にこの時は、自分の馬鹿さ加減には呆れてしまいましたが、売却した株の金額が契約日までには振り込まれないことが分かりました。証券会社に問い合わせると売却した株分の銀行口座への振込みは4営業日経ってからとなりました。

   もう、契約日も迫っており、銀行側では司法書士のアポイントも取っていただいており、引くに引けなくなりました。すぐに銀行に電話を入れ、借入金額の増額をお願いしてみたのですが、一度承認が取れている融資額を変えるには、また申請作業をし直さないといけないので、とても契約日まで間に合わないとの回答でした。そこで、私は親に一時的にお金を借りる事を考えたのですが、どうしても気が進まなかったので不動産屋に連絡を取る事にしました。私がお願いしたのは、不足分の支払いを契約日ではなく、後日不動産屋の口座へ直接振り込ませてほしい旨をお願いしました。何故私がここまでして、契約日を延期しなかったかと言いますと、11月分の家賃がフルでもらえなくなってしまうからです。契約日=受渡日となりますので、例えば11月中旬に契約をした場合は、11月分は半分の家賃しか私の手元に入ってこないのです。

   不動産屋からは、すぐに返事がきて不足分を後日送金することで快諾いただきまして、ようやく契約当日にこぎつけました。契約日は仕事を休めない状況でしたので、銀行が勤務先からも近かったので昼休みに契約を行う事にしました。ちょっと早めに抜け出して12時には銀行について、急いでたくさんの書類にサインしたり、いろいろな確認をあっと言う間に行い、1時頃には全て片付きました。今考えるとその時急に処分した株もその後結構上がったので、そこまでして急ぐ必要は無かったと反省してます。ただ、契約が終わったときには本当にほっとしたのを覚えてます。
スポンサーサイト
パチンコ販促品も出品開始
   私の知人がパチンコ店に勤めている関係で、以前からパチンコメーカーがパチンコ店向けに収める台の販促品をちょくちょくもらってました。パチンコメーカーは不況知らずでどの会社も着実に利益を伸ばしている業界ですから、当然販促品も豪華です。Zippo、灰皿、携帯ストラップ、フィギュア、タオル、うちわ、キーホルダー、ポスター、のぼり、置時計、腕時計と何でもあります。私はある日ひらめいて、この商品をオークションに出してみようと考えてみました。オークションに出そうと思ったきっかけはフィギュアでの販売経験からです。これらの販促品には十分過ぎるほど売れる要素が詰まってました。


①マニアがたくさんいるマーケット 

 パチンコ台はオリジナルのソフトを使った台もありますが、最近ではスター・ウォーズ、ロード・オブ・ザ・リング、ブルース・リー、ゴジラ、チャーリーズ・エンジェル、バック・トゥ・ザ・フューチャー、バットマン、E.T.といったあらゆる種類の映画物のパチンコ台が存在します。

 更に、ゲゲゲの鬼太郎、うる星やつら、宇宙戦艦ヤマト、ベルサイユの薔薇、マジンガーZ、ルパン3世、ドカベン、北斗の拳、サイボーグ009、コブラ、忍者ハットリ君、あしたのジョー、デビルマン、キン肉マンと数えたら切りがないほどのアニメ物の台があります。

 更に更に!ピンク・レディー、イエロー・キャブ、西条秀樹、加トちゃん、山本リンダ、榎本加奈子といったアイドル・芸能人物まで存在します。

 更に更に更に!仮面ライダーといったヒーロー物や横山やすしといったまさに今のブームに乗っているお笑いものもあるのにはビックリです。これらの版権をちゃんと取って販促品となるのですから、皆欲しくなりますよね。

②非売品

 売っていれば買えば良いと思ってしまうかもしれませんが、非売品なので同じものをお店で買うことができませんから、プレミア化も狙える可能性大です。私がこれまで出品した中でも、普通の灰皿にアニメキャラのロゴが入っただけで3000円近くの値がつきました。

③希少・レア商品

 当然、販売用に生産されたものでは無く、一般人向けに配るために作られたものでも無いので生産数が非常に少ないのです。あくまでパチンコ店の気を引くために作られているのです。ちなみに、私の知人は私にくれるまでは、全て捨てていたといってました。。。もったいない。

④カタログとビデオ

 販促品以外にもパチンコ台のカタログとビデオまで作っているのです。当然版権を取っているので、映画のキャラクターやアイドルの写真がふんだんに使われているので欲しい人は欲しいだろうなあと思うほど良く作られています。

   前置きが長くなりましたが、私はパチンコメーカーがパチンコ店向けに販促用として作成したカタログ・ビデオ・販促品を次々とオークションに出品しました。ちょうど出品を始めてから2年ぐらいになりましたが、なんとこれまでの販売額が12万円を超えてしまいました。タダでもらったものが12万円に化けてしまいました。これだからオークションはやめられないですよね。
公募以外で初めて株を購入
   IPOに2連勝して売買した後に、特に公開株数の少ないIPO株の値幅が大きい事を実感しました。それから1年で数万円も騰がる株に強い魅力を感じて、迷いながらも株を購入することになります。

   購入した株はメディアエクスチェンジを37万円で5株、テンアートニは52株で2株買いました。その後、テンアートニは購入した次の日に60万円をつけたので、もっと騰がるかなあと思ったのですが、怖くなって2株売却して16万円の利益を1日で得てしまいました。この時は嬉しさもあったのですが、逆に1日で16万円失う可能性もあるのだなあと考えると怖くなりました。

   しかし、負けるまでやってみようと思い、テンアートニを売ったお金で今度はキャリアデザインを2株66万円で購入しました。これが悪夢の始まりだとはこの時知る由もありませんでした。そのすぐ翌日にユニチャームペットケアの当選した連絡が入りました。100株単位で公募価格が1株2650円でしたので、26.5万円です。ソネットエムスリーの悔しさがあったので、10%ぐらい初値を上回っていたら売ろうと決めてました。結局、初値は3260円が付いたので迷わず売ったのですが、その後怒涛の如く騰がって今では5500円です。私が得た利益は6万円でしたが、1ヶ月ちょい待てば23万円も違うのです。

   この悔しい思いが更に私の株式に対する闘士を一層掻き立てることになり、私は更に株を買う事になりました。次の新たな株を買う前に買っていたメディアエクスチェンジを5株全て45万円で売ったので、ちょうど40万円の利益になりました。
融資決定、いざ売主と再交渉へ
   銀行と話をしてから、1ヶ月ぐらい経ってからのことです。銀行から電話があり、融資が降りたとのことでした。3.25%で考えていた利息を何とか3%切れるように社内決済に時間を要したので1ヶ月かかったとのことでした。肝心の利息ですが、なんと2.95%で承認がとれたとのことでした。その代わり借入金額を数百万減らさせてもらうとのことでしたが、頭金をある程度用意していたので、全く問題ありませんでした。この時、何でも言っているものなんだなあと改めて実感しました。

   融資がおりたので、急いで売主にその晩電話を入れました。売主はもう契約が決まったように喜んでました。全く連絡が無かったので、もう駄目だと思っていたようです。ただ、喜んでもらうのはまだ早く、この間での話し合いでは11%までの値引きをOKしてもらいましたが、私の目標値である15%には達してません。そこで、融資も決まったことですし、もう少し値引きを考えて欲しい旨を再度明確に伝えました。売主はもうすぐにでも決めたいような勢いで、それでは13%の値引きでもうこれ以上はどうにもならないと言ってました。本当に15%まであと一声です。ただし、向こうも下げるだけ下げたので、これ以上は譲らないという姿勢を見せてます。

   そこで、私は条件ということでは無いですが、今後の不動産投資へのプランを売主に説明しました。第一に、私は今回の買い物が最後の買い物ではないことを伝え、今回の物件のローンがある程度整理がついたら、2件目を購入することを伝えました。その売主はいくつも不動産を持っている方だったので、2件目を購入する時には売主の物件を優先して検討することも伝え、更に3年以内にはその相談をする旨も伝えました。当然、約束をした訳でも覚書をした訳でもないので、それほど強いアピールになりませんでしたが、相手が売り急いできたので、私は逆に長期戦に持ち込もうというスタンスでおりました。結局、向こうも譲る気配が見られなかったので、私がガッカリした声のトーンでまた考えると伝えて電話を切ろうとしたその瞬間です。15%で良いという言葉がいただけました。この時、私は嬉しかったのは当然なのですが、ついに不動産投資に足を踏み入れるのだという不安が同時によぎりました。
灯台元暗し
   「灯台元暗し」とはこのようなことを言うのだと深く実感した出来事がありました。私の会社は競争の激しい電化製品を扱っているのですが、頻繁に販促グッズを商品のキャンペーンや展示会などで配っております。この販促品は大体余分に作ってしまい大量に余る事が良くあります。



    ある日の展示会最終日の時のことです。展示会が終了し、展示していた商品を梱包したり、配布していた会社案内・カタログなども片付けた後に、大量に残った販促品が目の前にありました。これまでは他に使い道が無いという理由でまとめて業者に処分してもらっていたので、何のためらいも無く処分に出そうとしていた自分にふと気づきました。これは、オークションで出品すれば、結構なお金になるのではと思ったのです。もちろん、会社のものなので、厳密に言えばそれを個人の利益に使うのはまずいのですが、みすみす捨ててしまうというのはどうしても腑に落ちなかったのです。そこで、展示会の責任者の方に自分が引き取っても良いか聞いてみたところ、捨てるのだから別に構わないとのことでしたので、喜んで梱包して自分の家宛てに発送しました。

    翌日、展示会会場から、大量の荷物が届いて本当にいろんな種類の販促品があったので、まず種類別に分けてからダブって無いものだけを全て写真に収めて出品してみました。もともとタダで配っていた販促品でしたので、あまり期待してませんでしたが、出品してみると次々に入札が入り落札されていきました。2002年から2年間かけて、約300点のアイテムを出品しましたが、総売上65万円にまでなりました!単純に300で割ると平均単価は約2100円ですが、塵も積もれば山となれです。今でもちょこちょこと出してはいるのですが、不況のため以前のように豪華な販促品を作らなくなったので、落札単価はだいぶ落ちました。評価やお礼のメールで分かりましたが、販促品=非売品となるのでそこに価値を感じる人が結構多いのです。更に通常のお店で買うより安いので、順調に落札されたのだと分析しております。

    これまで山のように捨てていた産業廃棄物が結構な利益をあげたのです。今では私の話をもとに、周りの社員も同じように出品をしているので、自分の分け前はだいぶ減りましたが、すごく良い事だと思います。もちろん、利益を上げられるということもあるのですが、何でも捨ててしまう今の現代社会の風潮は間違っていますし、そういう輪が広がっていくというのは心地が良いものです。ちょっとおおげさですが、また一つオークションを通じて学んだ気がしました。
銀行へ融資の申し込み
    いよいよ融資の申し込みです。自宅を購入した時と同じ要領で書類に記入をして、銀行に送りました。ただし、前回と違うのは、保証人を妻にしたことです。できれば親兄弟を保証人として立てて欲しいといわれましたが、これは断固として断りました。私に何かあって、肉親に対して迷惑掛ける事はしたくありませんし、兄弟同士で絶対に保証人のサインをしないというのが我が家での昔からの教えでした。妻の場合は、私と同居してますし言わば運命共同体ですので、妻の了解を取ってサインしてもらいました。

    書類を提出してから数日後、銀行に呼ばれました。直接会って話をしたいとのことでした。ちょっと大げさですが、これは融資をしてもらうための面接みたいなようなものです。今何の仕事をしているとか、これまでの経歴だとか、会社の経営状況などもやんわりと聞いてきます。また、今回アパート投資するにいたったきっかけや理由なども当然聞かれます。まさに面接そのものですよね。ただし、お客はこちらですから、銀行側は至って下手の態度で接してきますし、質問するというよりは探ってくるという表現が正しいでしょう。

   あれこれと聞かれた後はこちらの番です。融資してもらえる金額とローンの利息について聞きます。当然審査前なのでハッキリと断言しませんが、大体の条件はもう既に決まっていたようで、後は承認をもらうだけの状態だったようです。ローンの金額は、十分過ぎるぐらいだったのですが、問題は利息の方です。3.25%と言われてさすがに高いなあと思いました。私の住宅ローンが2%ですから、余計に高く感じます。当然、今回の融資は事業者用ローンなので、住宅ローンのように優遇されないのは分かっていたのですが、せめて3%を切って欲しいなと思い、駄目もとで高いと言ってみました。

   どのくらいを希望しているのかと尋ねてきたので、2.5%と言いそうになりましたが、とっさにもっとリアリスティックな数字の方が良いと思い、2.75%と答えました。しかし、残念ながらそれは無理と即答されて、3.2%でしたら何とかなりそうですと何ともセコイことを言ってきました。そこで、私は定期を新規でつくって、家賃収入をそっくりそのまま毎月入れることをチラつかせました。その言葉で銀行マンの目の色が一瞬変わったのが分かったので、これはいけるかもしれないと心の中で思ってました。向こう側もかなり乗り気で2.75%は絶対に無理だが3.1とか3.05とかは検討できるかもしれないとのことでした。私は気持ちよく取り引きをしたいので、3%を切らなければ定期の話は無かったことにして欲しいとハッキリ言ってから、銀行を後にしました。
新ジャンルの開拓
   順調に映画フィギュアの出品で売り上げを伸ばしてましたが、ある日突然に大きなチャンスに出会う事になります。私の知人がコンピュータ関連の会社に勤めていて、ちょうどパソコンを買い換えようとしていた時にその知人に相談したところ、会社からかなり割安に買えると聞いたのです。とりあえず、1台自分用のパソコンを注文したのですが、お店で買うよう数万円安く買う事ができました。もちろん、新品未開封の品物で、保証も1年ついてます。

   しばらく経ってから、私はその知人と会ってあることを持ちかけて見ました。それは、自分がオークションに出品したいので、何台でも安く譲ってもらうことができるということでした。その知人は1つ返事で自分の売り上げにもなるので、喜んで譲ってくれるとのことでした。試しに1台ノートPCを買ってオークションに出品したところ、嬉しい事に20,500円の利益を得ることができました。パソコンは頻繁にモデルチェンジがされるし、ノートPCは値段が高いのため、在庫を持つのは厳しいと感じました。

   そこで、その知人に在庫リストを毎週もらえるか尋ねたら、問題なくOKしていただけたので、そのリストを見ながら在庫が豊富なモデルばかりを選んで、まだ購入していないPCを出品してみました。落札されたら、すぐに注文を入れて落札者に送っていきました。これで自分としてはリスクゼロですし、売れなければ売れないで別のモデルを出品すれば良いだけなので、本当においしいビジネスとなっていきました。下記にノートPCの販売で得た利益を全てお見せいたします。
    

日付      利益

02/9/1   20,500

02/9/5   25,500

02/9/6   75,000

02/9/6   70,000

02/9/9 10,500

02/9/12 35,000

02/9/12 25,500

02/10/11 20,502

02/10/27 31,500

02/10/27 32,000

02/10/27 23,500

02/10/27 18,500

02/10/27 35,000

02/10/27 32,000

02/10/27 23,500

03/1/5 15,620

03/1/6 7,050

03/2/6 57,000

03/2/8 39,000

03/2/8 8,250

03/2/8 5,500

03/2/8 4,900

03/2/8 8,251

03/2/12 9,250

03/2/22 6,250

03/2/22 7,500

03/3/1 93,000

03/3/1 90,000

03/3/1 40,000

03/3/17 50,000

03/5/2 9,250

03/5/18 6,250

03/8/8 8,350

03/8/10 10,520

03/11/9 31,000

03/11/9 8,750

03/11/9 26,500

03/12/28 6,000

03/12/28 124,000

04/3/21 23,500

04/3/28 19,100

04/6/6 10,000

04/6/13 10,000

04/6/13 8,250

04/6/20 12,250

04/9/22 10,000

04/9/26 7,249


   総額何と125万円にもなってしまいました。リストを見ていただければ分かると思いますが、だんだん利益率が減っていってますが、これはパソコン会社各社の価格競争が激化していったことが原因です。また、9月を最後に販売が停まってしまったのですが、その知人がその会社を辞められたので、もう購入することができなくなってしまったのです。それでも125万円もの利益を得る事ができたのですが、私として十分すぎるぐらいです。また、もしその知人からPCを購入した時にオークションをやっていなければ、自分用の1台だけを購入し、安く買えたと喜んでいただけで終わっていたことでしょう。オークションを始めたおかげで、常にビジネスチャンスを探していて、そのような発想ができるようになったことが最大の財産になったと実感しております。是非、これを読まれている方々も「自分の周りにそんなおいしい話はない。」とは決め付けずに、今ある周りの状況を見つめなおすと意外なところにビジネスチャンスが転がっているかもしれませんよ。手始めに親類の不要なものをオークションに出品するところから始められても良いかもしれません。次の章でも別のジャンルでの出品について、書かせていただきたいと思います。
売主へ直談判
   その不動産屋を介して価格交渉を始めましたが、前回同様5%までは下がったのですが、それ以上は中々渋ってました。ただ、前回と違ったのが、回答が返ってくるのがやけに早いのです。売主ともかなりマメにコンタクトを取っているようで、情報交換のスピードが早いのです。そこで、どうしても購入したい意思があるのだが、金額的に厳しいことを伝えた上で、思い切って売主を紹介して欲しいとお願いしてみました。

   売主と相談してから連絡すると電話を切ってから、次の日のことです。その不動産屋から携帯に電話があり、売主から私の携帯に直接電話するということを言われました。私はこの時点で何も決まっても無いのに、勝手に喜んでました。今考えると、更なる価格交渉に挑戦できるチャンスを得た喜びだったのだと思われます。とにかく、自分の言いたい事をちゃんと言いたいですし、相手に嫌な印象も与えたくなかったので、話を整理する時間が必要だと思ったので、夜9時過ぎに電話して欲しい旨を伝えました。会社から帰ってきて、改めて物件の情報を見て、実際に見に行った時のことを思い出しながら、頭の中で交渉している姿をシュミレーションしてました。

   ちょうど9時頃だったと思います。携帯に電話が鳴って、少し緊張しながら出ましたら、大変気さくで柔らかい話し方をされる人で一気に緊張は解けました。私の収入や自宅のローンなどの情報もしっかり不動産屋から聞いているらしく、期待している雰囲気でした。私はまず良かった点(築浅・駅近)を挙げてから購入したい気持ちを表しました。価格を切り出す以前に、気を良くしたのか、はたまた、早く決めたがっていたのかすぐに値引き率を8%ぐらいまで上げてくれました。こうなればもっと下げたいのは当然です。私は正直に目標値を伝えずに20%の値引きを伝えました。もちろん、タダ単に値引きをお願いする訳には行かないので、他の投資用物件の相場や土地が小さい・窓が小さい・間取りもそれほどよくない・道路付けが悪いなど、実際これまで思ったことや見てきたことを織り交ぜながら理論的に説明しました。そうしたら、相手もビックリした感じでしたが、向こうはプロですからそう簡単には引き下がりません。

   話が進まないので、私は直接売主の方に何故その物件を売りたいのか聞いてみました。不動産屋が話していた通り、その方は投資家で更なる大きな投資のために手放すと説明してくれました。また、ここで重要なこと聞いたのですが、その時は2004年9月のことでしたが、何かしらの事情で2ヶ月以内に売りたいとのことでした。そこで、私は銀行への融資の審査のスケジュールや契約までのプロセスを自宅を購入した時の経験をもとに細かに説明しました。ただし、その時点で話が決まればということも強調して説明ました。その後、売主は少しの間考えて、それでは11%でどうだとのことでした。これ以上は絶対に下がらないと言われました。私としては5%が11%にいったので、もう一声という気持ちがありましたが、まだ銀行の融資も通ってない状況では説得できないだろうなという思いがありましたので、神妙な面持ちでこのように説明をしました。「私の希望額からはまだまだ離れているので購入はできませんが、こちらの希望に何とか合わせていただく努力もして頂いているので、銀行の融資に申請します。」それからこのように付け足しました。「こちらは銀行に何とか融資を受けれるように努力しますので、売主さんも再度価格についてご検討いただけますか。」それで融資がおりた後に、再度ご相談させていただく事を伝えた上で電話を切りました。
初心に戻って
   スポーツフィギュアでの失敗を踏まえて、初心に戻ることにいたしました。自分の強みがある映画のフィギュアの販売はもちろん継続していたのですが、オークションを始めたきっかけは着なくなったフライトジャケットを処分するためであったので、家の中の要らないものを洗いざらい探し始めました。これには妻も大変協力的で自分の服・くつ・かばんなどまで次々と出してきました。

   実際に売ってみると面白いもので、二束三文と覚悟していたものが思わぬ高値を呼んだり、100円で落札されて切手で支払いを受けたりと処分しながらオークションの原点に戻った気持ちになれました。自分の家のものを大体処分してからは、実家に行っては両親から要らないものを譲り受けて出品し、兄弟・親戚にもネットワークを広げていきました。結局これまでに約300点ぐらいのアイテムを出品しまして、65万円ほどの売り上げを達成しました。仕入額ゼロで65万円ですよ。これぞオークションの醍醐味というものなのではないでしょうか。また、親・兄弟・親戚からは要らなくなったものを処分したために感謝までされて言うことなしです。

   ちなみに処分したものは、本当にあらゆるものを売りました。レコード・本・炊飯器・ビデオデッキ・棚・ホットカーペット・ストーブなど挙げたら切りがありません。このネットワークを自分の身内以外にも広げていけたら、大きなビジネスになるだろうなあと思いましたが、郊外にある大手リサイクルショップなども既に存在しますし、うちの近所に何でも引き取りますと車を走らせてくる業者などもあるので、そう甘くは無いと思うのでした。
価格交渉スタート
   物件を見に行ってから2週間ほど経った頃でしょうか、いろいろと考えたあげく、この価格まで落とせれば十分に買う価値はあるだろうという結論に至り価格交渉をすることにしました。ただし、その時私が決めた目標は、当時売られていた価格から約15%の値引きでしたので、到底無理だろうと思いましたし、その値段だったら誰でも買うだろうなあと考えてました。

   早速、ホームズに広告を出していた不動産屋に電話をかけてから、購入する意思をしっかりと伝えて、自分の年収・用意する頭金の額や自宅のローン残高などを明確に伝えました。不動産屋としては、いくら購入する意思があってもいざ銀行にローンを申請しても融資されなければ元も子も無いので、このような情報を真っ先に聞いてきます。とりあえず、問題無いという判断とこちらの購入したい気持ちが伝わったので、売主と交渉してくれるとのことでした。それから2~3日後、不動産屋から電話があり、値下げは応じてくれるが4%が限界との回答でした。到底自分の目標に及ばなかったのですが、何とか食い下がって5%まで大丈夫という回答をもらいました。もともと売主としては、売りに急いでいる訳ではなく、しっかり家賃も取れているので急いでないから交渉の余地が全く無いとも言われました。物件を買うときにすごく重要なのは売主の売る理由です。投資物件は新築でなければ、売主は住宅メーカーや不動産屋だけとは限らず、個人から投資家や起業家など様々な人もいます。また売る理由も借金の返済・引越し・更なる投資のためなど様々です。買う側として重要なのは、売主が売りに急いでいるかどうかです。借金の返済にあてる場合などは急いでいるケースが多く、価格の値下げに応じてくれるケースも多くなるのです。

   話は戻りますが、不動産屋の回答は売主はそれ以上の価格の値下げには、応じないとのことでしたので、その不動産屋を介して交渉するのは諦めました。この物件はいくつかの不動産屋が広告していたので、駄目もとで他の不動産屋に電話してみました。この不動産屋と話をした時に驚いたのですが、物件の情報も詳細まで知っていたので、どうしてか尋ねたらその物件の管理をしているというのです。知ってて当然ですよね。という事は売主も良く知っているか尋ねたら、かなり長い仲とのことでしたので、私は早速売る理由を尋ねてみたところ、更なる投資を考えているとのことでした。また、急いでいるかどうか尋ねたら、早く売りたがっているとのことでしたので、なんだ前の不動産屋は結構適当言ってるなと思いながら、他にも物件のこととかも根掘り葉掘り聞きました。
大失敗!初めての赤字
   サイドビジネス用のフィギュアの出品で次々と利益を稼いだ私はちょっと天狗になっていたかもしれません。私はもともと映画関連のアメリカンフィギュアを中心にコレクションしていたので、こちらの分野ではある程度の知識がありました。フィギュアの相場はもちろんのこと、生産された年やメーカーの名前やプレミア化されているものまである程度頭に入っていたので、大体いくらで仕入れればどのくらいで売れるといったシュミレーションが簡単にできました。オークション出品の場合は、特に当時は出品費用も落札手数料もかからなかったので、その他の経費を計算する必要も無かったのです。

   私は映画以外にスポーツフィギュアにも興味を持っていて、ある日NBA選手のフィギュアが発売されたのを機に大量に仕入れて(もちろん、値引きしてもらいましたが)出品しました。本当に精巧に作られていたので、すぐに売れると腹をくくっていたのですが、出品してから最初の数体は調子良く売れたのですが、パタンと入札が途絶えてから泣く泣く原価以下で販売しました。

結果は悲惨なもので、仕入値19万円に対して売り上げが15万円と4万円の赤字となってしまいました。更に私は当時メジャーに渡った選手が初年度から大活躍して日本のおもちゃメーカーが彼の活躍を記念して、限定フィギュアを発売したのです。これは売れると思ってまた大量に仕入れたのですが、仕入れ額が16万円で販売額は16万円でした。赤字は出さなかったもの大量に手間隙掛けて売ったものが利益ゼロのボランティアになってしまいました。

   私はこの事をすぐに忘れてしまいたくて、始めは損益を計算すること事態避けてました。ただ、それでは同じ失敗を繰り返しそうな感じがしていたので、真っ向からこの損失に対して向き合って、自分なりに分析をすることにしました。まずこれまでと違うことを挙げていくと、全くマーケティングしてない仕入れをしていたことに気づきます。

失敗要因①

アメリカンフィギュアを得意としていたのに日本のフィギュアに手を出す。

やはり不勉強の分野に手を出すのは良くないです。過去に似たような商品が売れてどうだったとか、その会社の商品は値段が崩れやすいとか様々なデータが全く無いのです。

失敗要因②

スポーツフィギュアに関してはド素人だった。

私は映画フィギュアを中心に収集していたので、スポーツフィギュアは良くアメリカのものもほとんど手を出したことがありませんでした。後で分かった事ですが、当時はスポーツフィギュアというジャンルがしっかりと根付いてなかったのです。アメリカではスポーツ人気は日本以上に熱狂的で当然フィギュアのファンもたくさんいるそうですが、日本はこのジャンルが根付いてないので、スポーツフィギュアファンも圧倒的に少ないのです。したがって、人気が無いので、プレミア化どころか値崩れを起こし易いです。

失敗要因③

マニアのマーケット規模が小さい。

やはり、マニアがいるマーケットは特にオークションでは効果を発揮します。映画マニアという言葉は良く耳にしますが、スポーツマニアってあまり聞かない言葉ですよね。理由は簡単でスポーツとマニアという物自体が対極にあるもので、仮にスポーツマニアという人たちは、スポーツをやる人ではなく観戦する専門ですよね。当然そういう人は観戦チケットはいくつも購入するかもしれませんが、買うグッズといえば応援グッズやレプリカユニフォームやビデオ・DVDぐらいで止まってしまう人がほとんどなのではないでしょうか。

反対に映画マニアは映画を見るのはもちろん、あらゆる映画グッズを手に入れようとします。チラシ・パンフ以外にもTシャツ・小物類、またフィギュアもちゃんとコレクションアイテムとしてマニアの中ではその地位が確立されてます。特にエイリアン、スター・ウォーズやエルム街の悪夢といった映画には、たくさんのマニアが付いているので、その分マーケットの規模が大きい=買い手がたくさん居る事になります。

   そのうち、スポーツフィギュアの分野でもそのうちリベンジをしてやると旨に誓って、しばらくは手を出さないようことを自分に言い聞かせました。
今度こそは決めたい!
   週末になるとHOME'Sで物件を検索して、気になった物件は不動産屋に問い合わせをかけていました。回数が増えれば増えるほど、不動産屋からの電話営業が増えていきましたが、数回に一度くらいはそこそこの物件も紹介していただけたので嫌がらずに対応してました。

   ずっと前から気になっていた物件がHOME'Sにあったのですが、そこそこ良い物件ではあり3~4つほどの不動産屋が紹介していたのですが、3ヶ月ぐらい経っても全く売れませんでした。物件内容は、「都心」に立っていて「駅近」で「築浅」で投資利回り8%以上と申し分ない物件でした。ただし、唯一悪いところは土地が小さい=部屋が狭いのです。また利回りがそこそこ優れてましたが、それでもこの狭さでは高いのではという値段でした。

   土地の大きさに関してはどうしようも無いので、私は値段さえどうにかなれば優良物件になるのではということで行動に移ることにしました。まずは物件を見ないことには何の話もできないですし、検討するかどうかも決めれませんので、現地に向かう事にしました。その時は親戚のうちに呼ばれていて、そのうちの近所なので、ついででしたが親戚の家に行く前に私の妻と子供も車に乗せて見に行きました。現地に着いたら子供が寝ていたので、私ひとり外にでてだいたい15分~20分ぐらいでしょうか、物件の周りをくまなく見てから、駅まであるいたり、周辺の施設などもチェックしました。

   良い点は、①駅から本当に近い ②築浅なので建物が新しくて綺麗 ③近くにコンビニあり ④駅が近い割りに結構静か ぐらいでしょうか。

   悪い点は、①土地が小さいので建物もコンパクト ②窓が小さい ③道路付けが悪い ④コンビニ以外はお店が近所に無い。でしたが、土地勘が無いところだったのでそれ以上のことは分かりませんでした。それでも利回りがもともと良い方だったので、価格さえ自分の考えていた値段に下げれば、いけるのかなあというイメージを持ちました。ただし、この時点ではこの物件を買う意欲というのは、それほど高くなかったのでしばらく考えました。といいますのは、どうしても前に気に入った物件と比較してしまうのです。確かに前気に入った物件は、予算より全然高い物件でしたが、土地はそこそこ広いし新築ですし、土地勘もあるところだったので、そこと比べるとどうしても考え込んでしまうのでした。
スター・ウォーズ超お宝フィギュア発見
   サイドビジネス用に仕入れたフィギュア第1号があっという間に売れてからは、次の商材を探すのに夢中になってました。毎日のようにEbayを見ていたのですが、中々良い掘り出しものが無く、以前からコレクション用にフィギュアを購入していたアメリカのトイショップのサイトでものすごいお宝フィギュアを発見しました。

   マニアもたくさんいて、一般の映画ファンに人気が高いスター・ウォーズのフィギュアが超特価で出ていたのです。そのフィギュアは5体のシリーズになっており、全てのキャラクターが揃ってました。その値段を見て驚愕したのですが、定価200ドルのフィギュアが何と75ドルで売っていたのです!ここですぐに行動に移して、5体を全て1セットで買いたいが更に値引きをしてもらえるのかメールしてみた。店主の答えは、既に大幅値引きを行っており、処分価格なので難しいが、5体買ってくれるのであればそれぞれ10ドル引いても良いという回答でした。そこで前回の経験を活かして、5・10・15セットの場合どこまで下がるのかも問い合わせしたところ、値引き額が更に10・20・30ドルになるというのである。私はあわてて計算機を手にして計算したところ、15セット買えば1体あたり45ドルです。それでも送料が1体あたり15ドルあるとのことでしたので、せこいのですがこの送料分を交渉しようと考えてました。この商品は結構場所を取るので、店主は早めに処理をしたいとのことでしたので、在庫全部でどのくらいあるのか聞いたら20セット(=100体)あるというのです。私はしばらく考えて、100体引き取った場合に引き取れるか不安がよぎりましたが、思い切って在庫全て引き取るので1体45ドル計算で100体4500ドルでどうかと打診したところ渋々了解してくれました。当時の為替でちょうど50万でした。

   私はこの時点で大きな不安を抱えてしまいました。実際のフィギュアの箱の寸法なども確認しておりましたが、実際に100体という数のフィギュアを一度に購入した経験も無いですし、一番まずかったのはこの話を妻の承諾無しに決めてしまったことでした。私は数日後、その話を妻に打ち明けて、予想通りブーブーと文句を言われましたが、まだ商品が届いてなかったことと、1部屋使ってない物置と化していた部屋があったので、何とか説得できました。商品を頼んでから1ヶ月後荷物が届きました。宅急便の人からものすごい荷物が届いていると言われてゾッとしたのすが、私の予想以上にものすごい量と大きさでした。不幸中の幸いに、その時は妻は留守にしており、また私の兄が家に遊びにきてました。とても1人で運んでいたら途方が暮れるような量だったので、兄に手伝ってもらい、物置代わりに使っている部屋に全て運び込みました。ぎっしりと上まで荷物で積み上げられて、その部屋は人が入るスペースも僅かとなってしまいました。その晩、妻が帰宅し部屋を案内した時には絶句したのは言うまでもありません。

   妻の機嫌を直すためにも、しっかり利益を出してできるだけ早く掃いていかなければなりません。利益に関しては自身がありました。その商品はアメリカでは200ドルで売られていましたが、日本では1体29,800円もしたのです。それを私は1体5000円で手に入れたのですから1体1万円で売っても利益が半分も取れます。また、その商品は全世界で限定3500体の希少価値が高い商品だったので、5体全てを国内でそろえるのは困難でしたので、勝算はありました。何故そんなにレアな商品が破格値で買えたかと言いますと、そのフィギュアを作っていた会社自体がマイナーの会社だったのでうまく宣伝できず売れ残ってしまったのでしょう。ただし、フィギュアの質は非常に優れておりましたので、欲しい人はいくらでもいると思いました。

   早速最初のセット5体を箱から出して、写真に収めてからオークションに詳細を記述して出品いたしました。説明文を書く際には、

①フィギュアの質

②国内で売られている値段(29,800円)

③限定3500体なので、5体全ての入手困難

という3点を強調して書きました。

そして、すぐに掃きたかったので、入札されたらオークション終了になるように即決価格を設定し出品しました。価格は1体5万円計算ですので、お店で買うと約15万がたったの5万円で手に入れられるのです。どう考えても魅力的ではないでしょうか。フィギュアの状態も当然新品・未開封です。出品を開始してから、当日に落札されて1週間の間に7セット売れてしまいました。残り13セットも順調に売れて、最後の1セットのみ写真撮影のため開封しましたので、100円で出品したら4万円で落札されました。全て合わせて売り上げは、なんと99万円です!仕入額が50万円なので、49万円がまるまる利益となってしまって、嬉しいのと同時に少し怖く感じました。

   ものすごく稼げたので喜んだのは当然でしたが、何と言っても落札者様からの嬉しいお言葉でした。オークションが終了して、次々と評価がきたのですが、「格安で譲ってもらいありがとうございました。」「前からずっと欲しくて探してました。」「すごく良くできていて感動しました。一生大事にします。」と大変ありがたいお言葉を次々といただいたのです。私はこの時、自分も喜べて相手もこんなに喜んでもらえるオークションに出会えたことに心から喜びを感じることができました。
HOME'Sで物件を探しまくる!
   前回、超お気に入り物件を購入できず、しばらくは悔しい日々を送ってましたが、いつまでも悔しがっても仕方が無いのでまた物件を探し始めました。いろんな不動産屋のサイトや不動産ポータルサイトを使って探すのが手っ取り早いのですが、何と言ってもお勧めがHOME'Sです。

   何が良いかというと、とにかくその登録数がすごいです。その分、サイト全体が重いのがガンですが、これほど投資物件が豊富に検索できるサイトは他には無いでしょう。金額・坪数・最寄駅等のいろいろな条件から検索できるので、大変重宝しております。実際に私はこのサイトから気に入った物件を見つけて、30回以上は不動産屋に問い合わせをしております。だいたい超優良物件と思われる物件には何かあります。駅からバスを使わないといけないとか、日当たりが以上に悪いとか、騒音がひどいとか、中には再建築不可の物件もあったりします。また、本当に何も悪条件が無く、超優良物件もありますがそういう物件は皆目をつけてますが、足が短いです。この間新たに登録されたと思ったら、いつの間にかサイトから消えてます。

   もう一つの使い方としては不動産屋探しです。いざ投資物件を探し始めようと思っても、闇雲に近所の不動産屋を回ってみても意外と投資物件を取り扱ってないところが多いのです。私も最初はあちこち足を使って回りましたが、あまりにも住居・賃貸の物件紹介を取り扱っている不動産屋が多いのに驚きました。このHOME'Sの投資物件から物件情報を検索すると、不動産屋の名前も出てくるので、どの不動産屋が投資物件を積極的に扱っているかすぐに分かります。その不動産屋が家や会社から近い場合は、実際に足を運んで話を聞いてみる事をお勧めします。そうすると、サイトにまだ登録されていないような物件も紹介していただけるこもあるのです。また、不動産屋は見込み客かどうかを常に疑いながら見ております。不特定多数のお客を相手にしている訳ですから、まともに相手をしていたら仕事になりませんからね。いくらお金を持っていても冷やかしっぽい態度を取ったら、すぐにそっぽを向かれますのでちゃんと投資される理由や予算などを事細かに説明してまず信じてもらうところから、お互いの信頼関係は生まれます。

   実際に私はこのサイトからの問い合わせで、数人の不動産屋の営業マンと仲良くなることができました。今でもド素人の私ですが、投資物件を検討し始めた頃は何にも分からなかったので、営業マンと話しているうちにいろいろな事を勉強させていただきました。
サイドビジネス用フィギュアを出品
   交渉が成立してお金を振り込んでから、2~3週間して商品が届きました。喜んで中身を空けたら、きれいに梱包してもらい状態も若干の優劣はあったもののほとんどが良い状態のものばかりでした。

   早速、デジカメで写真を撮り、オークションに出品してみました。前章で書いたとおり、私は全く同じものを日本で1年かかって9800円で苦労して見つけましたので、切りの良い10000円で出品することにしました。私の予想は的中し、競り合いはしなかったものの開始価格の10000円で落札されました。仕入れが1237円ですから、8763円がまるまる利益になります。ただ、それでも22体残っているので、これでは1週間に1商品の落札では半年近く在庫を掃くまでかかってしまうので、一揆に6500円に落として在庫を掃くことを優先させました。フィギュアの市場というのは、あるフィギュアに人気が集まってもそのフィギュアが常にNO.1の座についているというのは稀です。なぜなら、いろんな会社がより良い製品や類似製品を出してくるので、もしより良い製品が出てくれば当然その商品の市場価値は下がってしまうのです。初めてのサイドビジネスということもあり、今ではそこまで焦る必要も無かったと思うのですが、当時はそれほど心に余裕がありませんでした。

   6500円に下げてから、2ヶ月で19体売ることができました。最後の3体は状態があまり良くなかったので、4800円で無事完売することができました。利益を計算しましたら、何と23体売って純利益は123,449円となりました。とにかく嬉しくて仕方なく、次の商品は何にしようかという期待に旨を膨らませていたのを良く覚えてます。
2連勝!
   ソネット・エムスリーでは悔しい思いをしましたので、その分さらにIPO公募を当ててやろうと思い、早速10月公開の電源開発に申し込みました。株に関してはド素人ですし考えても仕方が無いので、何でも応募してみようと思ってました。私は面倒くさがりな正確で、株投資もテクニカルやデイトレードなんてとてもできないと思ってます。ただ、新規公開株に関しては、2004年は当たり年だったようで、公開した9割以上が公募より高い価格だったそうです。また、勉強嫌いな私も過去のデータぐらいは目を通しましたが、公募価格の2倍・3倍の初値をつけている銘柄がたくさんあったので、正直驚きました。

   ブックビルディング(申し込み期間)も終わり、証券会社より電話が入り、見事200株の当選でした!証券会社の人はすごくついていると言ってましたが、疑い深い私はそんなもんなんじゃないのぐらいに思ってました。公募価格が1株2700円でしたので、私は54万円を証券会社の口座に振り込みました。取り引き開始の日が訪れて、ワクワクしながら初値がいくらになるのか待ってました。この日は本業がそれほど忙しくなかったので、仕事の合間にインターネットでチェックしておりました。すぐに値段がついたような気がしましたが、何時かはっきりと覚えてません。結局、期待とは逆に2795円となんともセコイ価格でスタートしました。しかし、初値が安かったせいか価格は毎日のように見る見るあげて、2900円ぐらいまではあっという間でした。

   私としては3000円まで売らないと勝手な目標を立ててしまったので、その後下がったり騰がったりしても絶対に売りませんでした。しかしながら、10月末に不動産投資用に資金が急遽必要になり、泣く泣く手放すことになりました。売値は2750円ですので、1ヶ月近くも持っていたのに利益はたったの1万円でした。
契約寸前までいく
   不動産投資を検討し始めてから3ヶ月ぐらい経った頃に、ものすごく気に入った物件に出会う事になります。不動産投資の中でも私はアパートに特に興味を持っておりました。理由としては、土地も一緒に買えるので、将来建物が駄目になっても土地を再利用できるという理由からです。ワンルームマンションも投資物件としては、価格が手ごろなものからあるので人気があるようなのですが、全く興味がありません。理由としては、土地が自分のものだけにはならないこと以外にリスクが高いと言う事です。投資をするからには、回収するために入居者を管理しないといけないのですが、ワンルームだけだと入居率100%か0%のいづれかです。例えばアパートになると、1棟まるごと買う事になるので、数部屋ついてくるので、仮に1部屋埋まらなくても他の部屋からの家賃収入が入ってきます。当然、ワンルームでも複数購入すれば、確立は同じようになるのですが、管理を考えるとあちらこちらにいくつも所有するというのはどうしてもやりたくありませんでした。

   話を元に戻しますが、投資用アパートを探し始めてから3ヶ月ほど経った頃に大変気に入った物件を見つけました。場所は都内の人気路線沿いで、駅から徒歩8分です。土地は30坪で3階建て6部屋の鉄骨建築です。値段は6000万円と自分の予算よりだいぶ高い金額でしたが、利回りが8%を超えていてその地域には昔から馴染みがあったので、土地勘がありましたので本当に良い立地だというのがすぐに分かりました。すぐ近くに高速が走っていること以外は完璧でした。スーパー・コンビニ・レストランが周辺にあり、日当たり抜群です。

   問題はローンの方でした。自宅を購入した時と同じ要領で、不動産屋経由で申請書類を提出して審査を待ちます。結果は4500万円まで融資可能とのことでした。不動産屋は中々これほど融資してもらえないとのことでしたが、私の中ではまだ半身半疑でしたが、その後不動産をやっている知人から聞いたら本当だという事がわかったのです。投資用不動産を購入する場合は、住宅ローンではなく事業用ローンに申請します。事業用ということで、銀行も貸し倒れのリスクが高くなるので審査項目も厳しく設定し、利息も住宅ローンの1%なんてありえない数字です。審査する項目は、申請者の経歴・年収・勤めている会社の財務情報、金融履歴です。後で審査をした銀行から聞いた話ですが、4500万円もの融資をするに至った理由としては以下のことが決め手となったようです。

①年収

 当時30歳だった私は約730万円の年収がありましたので、この金額の何倍までといった形で設定したようです。

②会社

 勤めていた会社が大手で安定した収益を上げていて、更に勤続年数3年以上なので、今後も安定した年収を確保できると判断したと言ってました。

③金融履歴

 当然、クレジットカードのブラックリストに載ってないことは前提となっていたのですが、もちろんこれは問題になりませんでした。融資を申し込む際に借金について当然聞かれるのですが、私には住宅ローンが残ってますので、これまでの返済履歴と今後の返済プランも提出しました。これを見た銀行マンは感心して私にこう言いました。「良くそのお歳でここまで返しましたね。貴方のような方には喜んで融資させていただきます。」と言うのです。私のように繰り上げ返済を頻繁に繰り返すような債務者は、銀行側としては利息をいっぱいいっぱい取れないので敬遠されるかと思っていたので、そのような反応が返ってくるとは思いもしませんでした。その銀行マンにその旨を率直に伝えたら苦笑されましたが、銀行は利息で商売しているのも事実ですが、それ以上に貸し倒れになることを恐れているので、きっちりと返済期限内に返してくれる債務者を歓迎するとのことでした。

   融資の申請も取れ、何とか1500万円の頭金も準備するのですが、あっけない結末が待ってました。銀行の融資結果が出る前日に、他の人が既に同じ物件の申し込みをしてしまったとのことでした。その話を聞くと、余計にその物件が良く見えてきてしまって、悔しくてその日は中々寝付けませんでした。
サイドビジネス用フィギュア第1号
   前章で述べました通り、私はEbayで探した商品を日本のヤフーオークションで売ることが最も効率的と考え、サイドビジネス用フィギュアの第1号となるフィギュアもここで見つけました。

   見つけたフィギュアは既に自分が持っていたものでしたが、このフィギュアにはものすごく思い入れがあり、1年近く探し回ってやっと手に入れたものです。購入に至るまで何度かこのフィギュアをお店で見かけることはあったのですが、2~3万円と法外な値段が付いていたのです。もともとこのフィギュアは映画のセルビデオの販促品として配られたもので売り物ではありませんでした。従いまして数もある程度限定されてましたし、何と言っても販促用で配るにはもったいないぐらい精巧に出来てました。また、販促品で配ったものなのでケースなどは付いておらず、状態の良いものを見つけるのは困難でした。かといって2万円では購入する気にはなれず、1年以上探して9800円で状態の良いものを見つけることが出来て購入するに至りました。

   この思い入れの強いフィギュアをEbayで見つけることができたのです。私は9800円で購入したのですが、本国アメリカでは相場は大体35~50ドルということを知ってました。何故知っていたのかと言いますと、アメリカで発売されているフィギュアのプライスガイドという本をいくつか購入して、このフィギュアの相場がその本に載っていたので知ることができました。ちなみにオークションで見つけた時は、開始価格が何と20ドルで説明を見る限りでは状態も良かったのです。送料で5ドルかかっとしても3000円で1体仕入れて9800円で売れると考えた訳です。更にこの商品を出品していた人はこの商品をいくつも出品していました。そこで私はその出品者にメールして、たくさん買いたいので在庫をいくつ持っているか教えて欲しいと聞いてみました。返事は23体あるとのことでした。

   そこからが交渉のスタートです。まずは10個まとめて買うから安くして欲しい旨をメールしたら、先方は喜んで値引きに応じてくれて15ドルに下がりました。この時点で私としては万々歳でしたが、もっと値切ろうと思い、20個買えばいくらまで下がるか尋ねてみました。そしたら、渋々10ドルまで下げてくれたので、私は最後に在庫品23個全て購入するので何とか5ドルにならないかと聞いてみたら7ドルが限界だと返事がきました。その時点で交渉は成立して、送料込みで1体あたり10ドルになってしまいました。当時の為替で計算すると10ドルが1237円にでしたので十分利益がとれる商品を仕入れることに成功いたしました。
不動産投資を検討する。
   自宅を購入してから5年経った2004年に入ってから、気づいてみれば住宅ローンの残高は数百万円になってました。前章で書いたとおり、5年間とにかく必死に繰り上げ返済をしてきたので、自分達へのご褒美として家電製品を買ったり、旅行に行ったりと少し贅沢をしました。それほど無理して切り詰めた訳では無いのですが、何が何でもできるだけ早く返そうという思いが常にあり少し疲れてしまったので、気持ちを転換する上でも気持ちを緩めることにしました。また、最初は何千万とあった借金が数百万になったのですから、この頃は自然と気持ちに余裕が生まれてました。

   この頃では毎月のローンの支払いが5万円台まで減っていたのと、相変わらずオークションの収入が好調であっという間に数百円貯まっていて、住宅ローン完済もすぐ目の前まで来てました。今までの私なら、残りのローンを1日でも早く返しているところですが、そう必死になるのは疲れるのでしばらくそのお金を寝かせることにしました。また、この頃は既に住宅を買ったメリットを本当に実感できていたので、不動産の投資でもできれば良いなあと思うようになりました。

   住宅を買ったメリットは以前も触れましたが、繰上げ返済を行い返済金額を減らすことにより、毎月の支払いが家賃で支払うのとは比べ物にもならないほど少なくなることです。そこで余裕ができたお金は貯蓄して、ある程度貯まったらまた返済を繰り返す訳です。早く返済することによって、銀行へ支払う利息は大幅に削減できるので、住宅をより安く買うことになります。ローンでものを買うときは常に利息というものを考えないといけません。例えば車を100万円でローンで買ったとして当然出て行くお金は税金5万円に加えて、5年で利息3%のローンで買った場合、8万円弱ものお金が更に出ていくのです。ですので、住宅ローンとなれば、金額の桁が違いますのでゆったり返していっても借金は中々減りませんし、金利が急激に上昇した場合は残額が増えてしまうこともありえるのです。

   しっかりと繰上げ返済できれば、住宅を購入することが逆に生活にゆとりをもたらせてくれた事を実感していたので、不動産投資にどんどん興味を持つようになりました。興味をもったら、インターネット・本などを読み漁ってはやる気になってみたり、やっぱりリスクを考慮して弱気になったりという時期を繰り返しました。それでも興味が冷めることは無かったので、週末になると不動産屋に投資物件の問い合わせを行ったり、資料をFAXしてもらったりとちょくちょくしてました。
Ebayオークションについて
   これまでコレクション用に購入していたアメリカのいろいろなサイトから何を売ろうかと考えていたところ、Ebayオークションでまさに申し分無いフィギュアを見つけました。

   話がそれてしまいますが、Ebayオークションをご存知無い方に説明させていただきます。Ebayオークションとはアメリカで絶対的な人気を誇るオークションサイトです。言わばアメリカ版のヤフーオークションと考えていただいて良いでしょう。アメリカにも当然ヤフーオークションはありますが、Ebayと比較したら人気も利用者も完全に圧倒されてます。ちなみに日本でもEbayオークションがありますが、何年か前に完全にヤフーに勝ち目が無いので撤退しました。当然アメリカでダントツのサイトですから、日本のヤフーオークションとも比較にならないくらいの商品が購入できますし、とにかく商品のバラエティはヤフーオークションをも圧倒します。サイトはhttp://www.ebay.com/となりますので、もし一度もご覧になったことがない方は見てみてください。

   私はフィギュアを集めていた頃、よくEbayを利用していました。理由としては普通のお店から買うより安いことともう販売してないような古い商品や売り切れてどこでも売り切れているようなレア商品が手に入るからです。当然、外国居る個人と取り引きするから国内のオークションよりは敷居が高いと思いますが、ヤフーオークションと同様に評価制度があるので、出品者の評価を見ればまず外れることは無いかと思います。私はこれまで100回前後取り引きをしましたが、商品が届かないということは1度もありませんでした。ただし、航空便で発送されるので商品が破損されてしまうことは何度か経験しました。

   商品が壊れた場合の対処法としまして、いち早く出品者に知らせて商品を返送して返金してもらうのが良いでしょう。しかしながら、返送する費用は落札者持ちの場合も結構多いので、出品者が持ってくれない場合は郵便局に自宅まで来てもらい、損害賠償の委託書にサインをして郵便局経由で出品者に送ってもらいます。損害賠償は出品者がかけているものなので、受取人が郵便局に損害賠償を請求することはできないため、出品者側から損害賠償の権限を落札者に移行する手続きをすると考えていただければと思います。ものすごく面倒に感じるかもしれませんが、私は既に数回この手続きを行いましたが、いづれも郵便局から直接返金してもらうことができました。ただし、時間はかなりかかってしまいます。まず郵便局が破損品を取りに来て、郵便局が用意した書類に署名をします。破損品は郵便局が引き取って証拠写真を撮影して、写真と一緒に書類をアメリカの郵便局に送ります。アメリカの郵便局に書類が届いたら出品者に届けてもらうのですが、ここまでの時間だけで2ヶ月近くかかります。その後出品者がその書類に署名をし、アメリカの郵便局に返送してから日本の郵便局まで返事がくるのが更に3~4ヶ月かかります。返事かきたら日本の郵便局から直接現金を受け取って終わりです。ですので、時間はかかりますが、落札者がやることは出品者に連絡し手続きのことを伝えて、次に郵便局に連絡し破損品を取りにきてもらい書類に署名して、後はひたすら待つだけです。

   Ebayのオークションはとにかく宝の山です。ヤフーオークションで慣れ親しんだ方でも始めてEbayに行けばその規模にまず圧倒されます。私は今でもここで仕入れた商品を転売し続けておりますが、最も効率的で稼げると思いますので、是非皆様も一度チャレンジされてみてはいかがでしょうか。
怒涛の繰上げ返済
   家を手に入れてからは、毎月ローンの返済が始まります。当時、住宅ローンを提携した銀行の口座を持っていなかったので、会社の給料も別の銀行に振り込まれていましたが、ローンのためにいちいちお金を移動するのも面倒なので、会社の給与振込みもこの銀行の口座に変えてもらいました。また、嬉しいことにこの銀行はポイント製を導入しており、いくつかランキングが設けられてました。給与の振込み・住宅ローンもポイントの対象でその他に光熱費の引き落とし・クレジットカードの引き落としなどもこの銀行に変えたことによって、一番上のランキングになって商品券5万円をもらった上に、振込み手数料無料などのおいしい恩恵も受けることもできました。

   ローンは3年間固定ローンで利息は2%でした。当時では最も安い利息でしたが、今は1%が当たり前になっているのでうらやましい限りです。次々の返済は13万円弱でしたので、賃貸マンションの家賃と思えばさほど苦に感じませんでした。また、私の身に何か起こった場合は、ローンを組むときに含まれていた生命保険で返済残高を全てまかなえるので安心です。ただ、2%といってもたとえば4000万円ローンを組んだ場合、毎年80万円が利息で持っていかれてしまうのです。月々に換算すると7万弱なので、ワンルームマンションが借りれるお金が毎月利息に消えてしまうので大変です。また、3年の固定ローンが終わった時点で利息が上がっているかもしれません。たとえば3%になっていれば、年間のローンは120万円になってしまいます。そう考えると30年間もちびちび返すという考えには到底なれずに、少しでも多く繰上返済をしようと妻と決意するのです。

   私も妻も節約というものは苦手な性格で、生活を切り詰めるといったようなことは精神的にもきついので一切行いませんでした。ただし、今まではあまり気にせず、服やぜいたく品や外食などに出費をしておりましたが、このような出費は極力抑えるようにしました。私もこの頃から会社へ弁当を持参するようになり、外で昼食をとらなくなったのでこの分だけでもかなりの出費減になります。またこの年に妻が妊娠し、あまり無理ができない体になったので毎年二人で行っていた海外旅行も行かず、国内旅行もかなり数が減り自然に出費を抑えることができました。

   家を購入してから1年が過ぎ、出費を抑えるように頑張った甲斐があって350万円貯まっていました。これはすぐに繰上返済しようということで350万円返済することによって、月々のローンが10万円ぐらいになりました。翌年は子供も生まれ、更に行動範囲が狭まりお金を使う機会も減り、月々の返済額も減り、給料も家族手当・定期昇給で上がったので、前年より更に貯蓄をすることができました。また、この年にヤフーオークションに自分のコレクションを出品することになりましたので(詳しくはヤフーオークションのページをご参照ください。)、月々ちょっとした収入がこちらからも入るようになりました。2年目が終わる頃には450万円も貯まり、また繰上げ返済をしました。3年目に入るとオークションの収入が結構馬鹿にならないぐらいになりましたが、子供と妻の学資保険に入って月々の出費が増えたので前年と同様に450万円を返済しました。この時点ですでに月々の返済額がなんと8万円を切ってしまいました。ワンルームの家賃並みです。

   3年間の固定ローンが終わり、またローンを提携し直す必要があります。変動金利は金利が急に上がったときは怖いので、次も固定ローンを選択しましたが、少し金利が上がっていたようで利息が2%になるには2年になっていたので2年間の固定ローンを選択しました。この2年間も同じ要領で貯蓄をしていきますが、第2子が誕生して学資保険の出費が1人分増えたのと、この期間は返済の余裕がかなり出てきていたので、抑えていた出費が一気に増えて2年間で400万円ほどしか返済しませんでした。そして去年で3回目のローンの更新をしに銀行に行ったところ、金利は2年前と変わらなかったので2年固定で2%で更新して今に至ります。

   私は家を購入してから、住宅を買うのと借りるのとどっちが得なのか疑問に思っておりましたが、2回目のローン更新の頃には買う方が得であるという考え方が確信に変わっておりました。ただし、得にするには一つ条件があり、それは私がしたように繰上返済を何度もすることです。以前に本で読んだことがあるのですが、30年でローンを組んで住宅を購入するのと生涯賃貸で生活した場合の総出費額は住宅を買う方が上回ってしまうようです。当然、購入した場合は自分の資産になるので、出費額だけでは比較できないのですが、賃貸の方が得と書いてありました。ただし、繰上返済を繰り返すことにより、銀行へ支払う利息が減るため、総出費額はいつの間にか逆転してしまいます。私は、残念ながらこのことを初めから意識して行った訳ではなく、ただただローンのプレッシャーを少しでも和らげたいためだけに一生懸命返済した結果そうなっただけです。また、最初の5年間に2人の子供に恵まれて、お金を使う機会が激減ったのも計算外です。

   ですので、私が言いたいのは、これから子供が生まれる人で更にローンを組んでも多少でも繰上返済をできる余裕がある方は是非住宅を購入することをお勧めします。子供が生まれても幼稚園に入るまでは出費はおむつ代ぐらいで、服などは親戚や友達からもらえば良いのです。医療費もタダですし(地域によってはかかるみたいですね。)、食費もたかが知れてますので本当にお金はかかりません。このような時期にできるだけ貯蓄して一気に返済に充てるのが最も効率的です。仮に私が5年後に住宅を購入していたらと考えるとゾッとします。子供は食費もある程度かかるように成長し、教育費やレジャーの費用もかかることでしょう。そうなると毎月のローンを返すのに精一杯で、貯蓄などはする余裕も無いため、繰上返済などは2の次です。まさに銀行の思う壺になってしまう訳です。
販売用フィギュアの仕入れを決意
   自分がコレクションしたフィギュアを予想もしなかった高値で次々と落札されるのを目の当たりにして、これは大きなビジネスチャンスだと考えた私は販売するためにフィギュアの仕入れをしようと思い始めました。自分が長年フィギュア集めてきたお陰でどういう商品が人気があり、プレミアがつきやすいかというのもかなり熟知しておりましたし、何と言ってもヤフーオークションで自分が収集したフィギュアが販売額の倍以上でほとんど売れたという事実が何よりの自身になりました。私も何でも収集していた訳ではなく、以下のポイント(優先順に)にこだわって収集していたのでそれが受け入れられたのだと思います。


①忠実に再現されているかどうか

 →映画に出てくる登場キャラに似ていなければ話になりません。

②細部まで精巧にできているか

 →手や足の先まで綺麗な仕上がりまでちゃんとしていればベターです。

③材質はしっかりしたものか

 →プラスチック系は精巧に作るには限度があるので、ポリストーンなどの陶器系の材質が重厚感もありベストです。

③限定生産かどうか

 →あまりこだわってませんが、生産数量が少なければ少ないほどすぐに完売になってしまいますし、当然プレミア化も大いに期待できます。

④ライセンスを取っている商品かどうか

 →映画会社からライセンスを取っていない商品(いわゆるバッタもん)を時々見かけますが、これはよっぽど精巧に作られてない限り、プレミア化が期待できないので購入しません。

⑤シリーズ化されているかどうか

 →シリーズ化されていれば、全てそろえた場合思わぬ高値になることがあります。当然コレクターとしても購入意欲が掻き立てられますよね。スターウォーズなんかはキャラがめちゃくちゃ多いのでコレクター泣かせです。ちなみに無意味に塗装を変えたりしてバージョンを増やすような商品は逆に混乱するだけなので通常版のみ購入するようにしてました。

   2001年8月に初めて自分のためではなく、販売用にフィギュアを購入することになります。私はフィギュアを収集していた時、アメリカの会社のフィギュアが最も充実していたので海外のお店も積極的に利用してました。もちろん、発送中の紛失や破損も心配でしたが、そのリスクよりも日本では正規販売されていない商品も結構あったので他に選択肢はありませんでした。当然、正規販売されていない商品は、国内のお店で見つけることができてもすごく高価になってしまいます。
初めてのIPO公募に当選
   私の関心は新規公開株(IPO)に完全に映っていて、とりあえず気になった株には全て応募してみて、当たりづらくても当たるまで応募してみようと思ってました。応募するのはタダですからね。

   9月の中旬頃のことでした。証券会社より携帯に電話があり、なんとソネット・エムスリーの公募に当選したとのことでした。何だ、結構簡単に当たるんじゃないか、とその時思ったのですが、何十回応募しても当たらない人も何人も居ると言われました。とにかく、当たったので、掲示板などでソネット・エムスリーの情報を少しでも得ようと毎日のようにアクセスしました。その掲示板でも当選できなかったという書き込みがかなりあり、ラッキーだったのかなあと思いながら、それ以上にソネット・エムスリーの人気の高さにビックリしました。毎評判はかなり高くて、IPOの中でも公開直後に暴騰したサミーネットワークよりも人気が高いと言われてました。

   ついに取り引き初日になり、朝からソワソワとして、正直仕事もあまり手につきませんでした。仕事中のため、株価を頻繁にチェックできないので、値段が付いた時点で証券会社が私に電話してくれることになってました。電話が鳴ってオフィスを出て聞いてみると、ビックリしたことに公募価格85万円の株が何と160万円の初値を付けてしまいました。証券会社の人はすぐに売った方が良いといいましたが、前評判が良かったのと株のド素人だったため(今でもド素人ではありますが)もっと騰がるのではという期待から手放せずに持っておりました。

   それからというもののものすごい勢いで暴落し、あっという間に120近辺まで下がっていきました。それでもまだ利益が取れるので、120万円で売る事にしました。初めての株で35万円と大変良い成績ですが、最初に売っていれば75万円の利益を出せた事を思えば、悔しくて何とも後味の悪い初めての取り引きとなりました。この悔しさを機に私はズルズルと新規購買株にはまっていくことになります。
本契約まで
   不動産に購入する意思を伝えて、数日後営業マンが私の自宅まで来て仮契約をしました。家がまだ完成してなかったので、私のケースの場合は手付金を支払い仮契約をしておいて、家が完成した時に建築業者・不動産屋と一緒に立会いを行った後に銀行で司法書士の方に本契約を行います。

   仮契約をしてからは、自分の家が持てる嬉しさとこれからローンを何十年も払い続けないといけない不安が私の心の中に共存し、複雑な気持ちでした。家もちゃんと完成するのか不安もありましたし、どのように完成していくのか興味もありましたので、施工がはじまってからは月に一度妻と一緒に見に行きました。訪れる際には大工さんへの差し入れも忘れないで持って行き、「手を抜かないで建ててください。」と心の中で思いながら差し入れをしていました。また、現地を訪れる度に近所を探索したり、商店街で買い物したりしながら実際にその町で住んだ時の事を想像するのがこれまた意外と面白いのです。

   1999年の春にようやく家も完成し、家の立会いをしました。その時壁紙の汚れや傷が既にあったので、直してもらうようにお願いして特に問題も無くというか素人の私が隅々まで見ようと頑張ってみてもこんなもんかという感じで終わってしまいました。この建築業者が悪徳業者だったら、果たして見破ることができたかどうか考えるとゾッとします。幸い今現在でも何も問題も無く生活をしておりますが、もしこれから購入されることを検討されうのでしたら、プロの建築士の方に立会いをお願いすることをお勧めいたします。当時はそのようなサービスがあること自体知らなかったのですが、私の知人が家を建てた時に実際に建築士の方に立ち会ってもらったので安心できたと言っておりました。

   立会いが終わってから、数日後に銀行に出向いていよいよ本契約です。司法書士の方から難しい説明を聞ききながら、次々と書類に署名していって約2時間ぐらいで終わりました。この日に家の鍵も手渡されてから、晴れて新居を手に入れることができました。この日を境に妻と電化製品や家具などを毎週のようにあちこちに探しに行きました。当時は少し面倒にも感じましたが、今考えると新築の新居で生活できるという希望に満ち溢れていたように思います。週末になると、部屋の寸法をメモした紙とメジャーを片手に家電量販店や家具店を訪れて、妻とあーだこーだと言いながら次々と商品を買っていきました。多額のローンを組んだばかりで苦しい状況でしたので、家電に関しては最も安いお店を探して買うように心がけていました。そうこうしているうちに家の中も生活感が出てきて、家を購入した実感が本当に沸いてきました
フィギュアをオークション出品開始
   第一章でフライトジャケットの出品で気を良くした私はついに自分のコレクションのフィギュアの出品を決意しました。せっかくこれまで大事してきた宝物ですから、買った値段で売るわけにはいきません。だからといってオークション初心者の私は、本当にこれまでコレクションしてきた物を買ってくれる人が居るのかどうか不安もありました。散々悩んだあげく、買値の倍の値段で売ることにしました。私は海外製のフィギュアがコレクションのほとんどを占めておりましたので、日本で未発売のもの、入手が難しいものは買値の5倍や10倍の値段をつけました。コレクションは500品以上ありましたが、すべてのコレクションに思い入れがあったお陰で不思議とほとんどの商品の買値を覚えてました。同じカテゴリーでシリーズになっていたりするものは、セットで売る方が処分もしやすいですし、落札者も入札しやすいと思い、できるだけまとめて出品するようにしました。下記にこれまで出品したアイテムの原価・落札金額を記載いたします。
   

2000年 

バットマン  原価 12500円 落札金額 25500円

キャスパー4体  原価 1500円  落札金額 3000円

ジャバ・ザ・ハット  原価 3000円  落札金額 6000円

ターミネーターバイク  原価 1000円  落札金額 6000円

チャップリン  原価 5000円  落札金額 30000円

ブルース・リー  原価 2500円  落札価格 5500円

ジュラシックパーク  原価 2500円  落札金額 8250円

ビートルジュース  原価 500円  落札金額 1000円

ウォーターワールド6体 原価 3000円  落札金額 10000円

デモリッションマン2体 原価 500円  落札金額 3000円

スターウォーズ87体  原価 50000円 落札金額 100000円

ランボー  原価 500円  落札金額 3000円

スターウォーズ2体  原価 4000円  落札金額 17800円

チャイルドプレイ  原価 500円  落札金額 1500円

猿の惑星  原価 5000円  落札金額 8000円

猿の惑星  原価 8000円  落札金額 9000円

エイリアン  原価 6000円  落札金額 12000円

ターミネーター3体  原価 12000円 落札金額 15000円

エイリアンVSプレデター 原価 300円  落札金額 1500円



2001年

スターウォーズ乗り物13点 原価 4000円 落札金額 8000円

フリントストーン6体  原価 1000円 落札金額 6000円

エイリアンVSプレデター  原価 1800円 落札金額 6000円

ブレイブハート  原価 2000円 落札金額 6000円

ラストアクションヒーロー 原価 3000円 落札金額 6000円

エルム街の悪夢  原価 2000円 落札金額 6500円

ブルース・リー  原価 3000円 落札金額 6000円

エルビス・プレスリー2体  原価 4000円 落札金額 10000円

マリリン・モンロー2体  原価 3000円 落札金額 12000円

ジェームス・ディーン2体  原価 1000円 落札金額 5000円

ターミネーター3体  原価 6000円 落札金額 15000円

13日の金曜日  原価 1500円 落札金額 3000円

スクリーム  原価 1500円 落札金額 2250円

ハロウィン  原価 1500円 落札金額 3000円

バットマン3体  原価 3500円 落札金額 8000円

NBA  原価 2000円 落札金額 8000円

バックトゥザフューチャー 原価 1500円 落札金額 5000円



2002年

ナイトメイヤー  原価 6000円 落札金額 7000円

ブレイブハート  原価 1500円 落札金額 5000円

007  原価 3000円 落札金額 5000円

バットマン  原価 2500円 落札金額 5000円

ボバフェット  原価 500円  落札金額 1000円

チャップリン  原価 3000円 落札金額 30000円

スターウォーズ時計  原価 200円  落札金額 500円

E.T.3体  原価 1500円 落札金額 7250円

サイコ  原価 2000円 落札金額 5000円

ゴーストバスターズ  原価 1000円 落札金額 3100円

エイリアンVSプレデター 原価 15000円 落札金額 6400円

ルーク  原価 800円  落札金額 2510円





※この時点で売っても良いものは全て処分できて家の中もだいぶ片付いたのですが、それでも妻の小言が続いて2003年に入って気に入ったものも全て処分することに決めました。以下は本当に泣く泣く手放した商品ばかりです。





2003年

猿の惑星12体  原価 12000円 落札金額 10250円

チャップリン  原価 1500円  落札金額 2811円

ジェームスディーン  原価 3000円  落札金額 3500円

007 2体  原価 15000円 落札金額 20000円

ジャッキーチェン  原価 8000円  落札金額 12500円

ブレードランナー  原価 12000円 落札金額 17000円

チャップリン  原価 8000円  落札金額 50000円

グレムリン  原価 6000円  落札金額 11000円

マリリンモンロー  原価 17800円 落札金額 30000円

マスク  原価 1500円  落札金額 8000円

グレムリン  原価 6000円  落札金額 16000円

キングコング  原価 500円  落札金額 2100円

クリント・イーストウッド 原価 6000円  落札金額 5000円

ジョン・ウェイン  原価 6000円  落札金額 5000円

エイリアンVSプレデター  原価 3000円  落札金額 3100円

スリーストゥージーズ  原価 4000円  落札金額 4000円

ブルース・リー  原価 2500円  落札金額 2500円

ジェームス・ディーン  原価 7800円  落札金額 8000円

バットマン  原価 1000円  落札金額 2100円

ダース・ベーダー  原価 50円  落札金額 500円

チャップリン  原価 3000円  落札金額 10500円

ハロウィン  原価 5000円  落札金額 20000円

レザーフェイス  原価 5000円  落札金額 20000円

エルム街の悪夢  原価 5000円  落札金額 20000円

ジョーズ  原価 3000円  落札金額 11000円

イエローサブマリンⅠ4体 原価 5000円  落札金額 4100円

イエローサブマリンⅡ4体 原価 5000円  落札金額 8000円

ムービーマニアックスⅠ  原価 3000円  落札金額 5250円

ムービーマニアックスⅡ  原価 5000円  落札金額 7250円

ムービーマニアックスⅢ  原価 8000円  落札金額 18000円

ムービーマニアックスⅣ  原価 5000円  落札金額 9250円

シザーハンズ  原価 1500円  落札金額 1000円

死霊のはらわた  原価 3000円  落札金額 3300円

アキラ  原価 3000円  落札金額 10500円

チャイルドプレイ  原価 1500円  落札金額 3300円

MLB  原価 12000円 落札金額 19500円



2004年

NBA  原価 3000円  落札金額 7050円

マイケル・ジョーダン 原価 1000円  落札金額 2900円

NBA  原価 1000円  落札金額 2600円

マイケル・ジョーダン 原価 1800円  落札金額 6500円

松田優作  原価 17800円 落札金額 12300円

         

合計 原価 409,050円 落札金額 1,284,271円

なんと趣味で集めたコレクションが87万円もの利益をあげてしまいました!
新築一戸建てを購入
   新築一戸建てを探し始めてから2ヶ月ぐらいたった頃でしょうか、不動産屋から私の条件にぴったりに物件があるとのことでその物件を見に行くことにしました。私が不動産屋に伝えていた条件は、予算・通勤1時間以内の所・駅から徒歩15分以内・商店街が充実している・緑や公園が回りに多い・2階建てのみ(3階建て不可)・駐車場付き等でした。一見わがままと言われてしまうかもしれませんが、一生に一度の最も大きな買い物なのですから心の底から納得できるような物件でなければ絶対に買うべきではありません。数千円の服もしくは数万円の電化製品ぐらいでしたら、買った後に後悔してもまあ仕方がないだろうと思えるかもしれませんが、家の場合は取り返しがつきません。ローンをたっぷり抱えて買い換える余裕などもありませんし、一生後悔しながらその家に住まないといけなくなるのです。ですので、絶対に家を買うときには妥協をしてはいけません。私は、本当に気に入った物件が現れるまでは賃貸に住みながら探す気持ちでおりました。

   話が戻りますが、不動産屋に紹介された物件を見に行くことになります。これまでと同様、日当たりが異常に悪いとか、幹線道路に面していてうるさいとか何か悪条件があるのだろうなあと思いながら現地に向かいました。ただし、これまでとは違った物件だったので多少の期待はりました。何が違うというと建て売りなのにまだ家が建っていないというのです。家は立っていないので、現地は更地になってました。家に関しては、モデルルームを見に行ってイメージするといった具合ですが、その更地に立った瞬間に気に入ってしまいました。その理由は、とにかくびっくりするくらい静かだったのです。200m離れたところに幹線道路が走ってましたが、そこを通る車の音は全く聞こえず、周りには緑も多く理想の立地でした。現地を見た後は、不動産屋の営業マンに少し待っててもらい、周辺を妻と歩いてきました。徒歩2分のところにスーパーはあるし、公園も近所に数箇所あるし、小学校・中学校・病院も全て徒歩5分以内にあるので、子供ができてからのことを考えると本当に絶好の場所でした。駅までは徒歩12分ですが、駅周辺の商店街は本当に充実していて買い物で困ることもなさそうでした。

   続いては価格交渉です。この物件は予算以外は全て私たちの条件を満たしていたので、気持ち程度でも良いので値引きして欲しいとお願いしました。しかし、営業マンはめちゃくちゃ強気で、同じ物件を検討している人がいるので値引きは一切できないと言うのです。この手は不動産屋がよく使う手で、買い手を焦らせて値引きもせずにすぐ決めようという魂胆だと私は思い、ちょっと考えさせて欲しい旨を伝えました。この物件は同じ土地に8棟まとめて建つうちの1つで、私が見に行った時点では1棟のみが契約済みになってました。条件は良いのに思ったほど人気が無いのは何故か聞いてみると、広告を出しておらずまだ直接営業した人にしか紹介していないとの返事が返ってきました。さらに、来週広告を出すからすぐに決まってしまうとも言ったので、私はこの時点で何かあやしいなあと思いました。まあ、私に先に紹介してきたので、契約したい人が現れた場合は、話を進める前に私に連絡を入れてくれるとのことでしたので、広告が出るまで様子を見ようと考えてました。

   広告が出た次の日の夕方のことです。営業マンから電話があり、すぐに契約をしたいと言ってきた人が現れたと言うのです。話がうますぎるので、内心冷めた気持ちで応対していたら、1日だけ待つのでそれでも決められない場合は諦めて欲しいと言われたのです。また、8棟のうち他にもう1棟気になっていた物件があったので、尋ねてみたらもう売れており、何と最初見に行ったときは1棟のみ契約済みだったのが既に半分が契約済みになっており、私が押さえてもらった物件を含めて残り4棟となってました。それから私は焦りを感じてきて、保証人になっている親に相談したところ、物件を一緒に見に行ってくれるというので、親を連れて例の更地とモデルルームにその電話を受けてから1時間もしないうちに行きました。戻ってきてから、親の感想を聞いたら良い印象を受けたようだが、ローンを組むのは私なので自分で決めろと言われました。この時は、本当にどうしようかと思いました。そんな大きな決断を迫られたことは一度も無かったですし、そのような状況に直面すると人間弱腰になるものです。私も例外ではなく、これまでと違って不安なことばかりが頭をよぎります。「ローンを返せなくなったら。。。」「大地震がきたら。。。」「もっと良い物件が見つかるかも。。。」と不安になりだしたら切りがありません。

   それから1日が経ち、営業マンから言われていた期限になりました。私は一日考えたものの多額の借金を抱えるというプレッシャーからなのか、どうしても前向きには考えられませんでした。それで営業マンに断ろうと電話をする前にその旨も親に伝えたところ、あの物件は結構良いし、何とかなるだろうと逆に後押しされてしまい、「いいや。買ってしまえー。」というノリで不動産屋に電話して購入の意思を伝えました。
フィギュアの販売を決意
   ちょうどフィギュアに対して気持ちが冷めてきた頃、当時付き合っていた人と結婚することになりました。付き合っていた頃は、恥ずかしさもありフィギュアの趣味のことは一切口にしませんでしたが、新居に一緒に住むことが決まってから告白することになりました。初めて聞いたとき、彼女はちょっと引いてましたが、実際に目にするまではあまり真剣に受け止めていなかったようです。その後、私の家に来て実際にコレクションの山を見たときは、さすがに唖然としてしばらく言葉を発しませんでした。

   新居に引っ越したときも大事なコレクションも当然一緒に持っていきましたが、収納場所が思ったよりなく、無理やりあちらこちらに詰め込みました。時が経つにつれて妻は露骨に嫌な顔をするようになり、私に処分を求めるようになりました。私は大事なものだからとかたくなに丁重に断っておりましたが、収納場所も満足に確保できない状態でしたし、その頃妻は身ごもっておりましたのでそろそろ処分しようかと思い始めていました。

   話が前後してしまいましたが、その時にヤフーオークションと出会い、フライトジャケットで想像以上の高値で売れたことも後押しし、オークションでこれらのコレクションを処分しようと決意しました。もちろん、その時妻に話したのはコレクション全部ではなく、どちらかというと安価でコレクションの中でもそれほど気に入ってないものだけを出品すると言いました。それでも妻にとっては思いがけない言葉だったようで、「何でもいいから、少しでも少なくなるのであれば大歓迎」とのことでした。私はかなり複雑な思いでした。妻が大喜びする一方、これまで大事に集めてきたコレクションを手放すことは本当に心苦しい気持ちでした。こんな事を書くと馬鹿かと思われてしまうかもしれませんが、たかがフィギュアと言えどもそれぞれのフィギュアに思い出も詰まっているのです。ある物は売り切れ直前に並んでやっとの思い出ゲットしたもの、ある物は旅先で偶然立ち寄ったお店で見つけた超レア品、またある物はお店のディスプレイ用で展示されていて売り物では無いものを店主に直談判し、何とか譲っていただいたものなどそれぞれのフィギュアにストーリーがありました。ですので、気に入って無い方のフィギュアでも私の中には、かなりの思い入れがあるものばかりであったのは言うまでもありません。
新築物件を検討
   前章で書きましたように、私と妻は賃貸物件ではなくマンション購入へ方針転換しました。もちろん中古物件しか買えないだろうと思っていたので、新築などは見ずに中古物件中心に見ていきました。何軒か回るうちにまず気づいたのは思ったほど安くないということでした。確かに新築時に売られていた価格を聞くと半値や7割引は当たり前でそれだけを聞くとものすごくお買い得に思えてしまうのですが、バブル当時に建った中古物件は元が高すぎるのです!それに比べて新築物件を見ていくと思ったほど高くないのです。私は不動産に関しては今も素人同然ですが、当時は本当に無知でマンションの値段を車の値段に置き換えて考えてました。要するに何年式のどこそこの中古車は新車の半額だからマンションもそのぐらいの値段になるだろうと思ってました。建物だけでしたら車のような計算になるかもしれませんが、不動産は土地も含まれるので土地の値段も考慮しないといけない訳です。

   物件をいくつか回ってから、私と妻は「思ったほど安くない中古物件」か「思ったほど高くない新築物件」という微妙な選択に迫られることになります。「思ったほど高くない新築物件」の方が聞こえはよろしいですが、実際には中古物件よりも断然高いのです。当然銀行に借金して買う訳ですから、借金の金額を抑えるには中古物件の方がいいです。しかし、新婚だった私達は、二人で暮らす初めての新居なので、できれば人が全く使ってないマンションが良いと身分もわきまえずに考えるようになっていきました。今考えると若かったなあと思います。

   そうしているうちに3ヶ月ぐらい過ぎた頃です。前に物件を案内してもらった不動産屋から連絡が入り、掘り出し物の新築マンションがあるとのことで見に行きました。立地も会社から1時間圏内で駅からも徒歩5分で、間取りも2DKで3500万円でした。相場からすると格安とはいえませんでしたが、お買い得感が十分ある物件でした。この段階で金策に走ることになります。不動産屋から紹介してもらった銀行にまずローンの申請をします。私から提出した書類は会社から年末にもらう源泉徴収と不動産屋が用意した身元や経歴についてきかれる書類と保証人の書類に記載して提出するだけなのでそれほど手間はかかりません。当時聞いた話によると銀行はその人の年収だけを見るのかと思っていたらそれだけではなく、勤めている会社の経営状況・勤続年数・過去のその銀行との取り引き状況・クレジットカードのブラックリストに載ってないかなどいろんな側面から見るそうです。銀行もバブルで不良債権を山ほど抱えた苦い経験から、簡単にお金を貸さなくなっているとのことでした。

   ですので、当然安定した会社に何年も勤めていて給料が良い人は、過去に金融面でのトラブルを抱えていなければ銀行も喜んで貸してくれます。私は当時外資系企業に勤務していて年収もそこそこもらっていたのですが、勤続年数が3年というのが短いと言われましたが、父親に保証人になってもらったので全く問題なく融資できるとの回答でした。ここまで来たらもう買う気満々です。実際に月々のローン返済のシュミレーションまでしてもらい月々の支払いプランを検討しましたが、気になることが1点ありました。それはマンション購入後にもかかる月々の管理費です。毎月ローンとは別に1万2千円ものお金が管理費で消えてしまうのです。また、当時は車を持ってなかったので駐車場は必要なかったのですが、近い将来車を買おうと思っていたので、駐車場の金額を聞いたら月々2万円とのことです。ローンの返済だけでも予算ぎりぎりだったのが、追加で3万円以上も将来的にかかってしまうのはかなり苦しいです。そこで、いっそのことマンションではなく一戸建てを探してみようかという話にして結局そのマンションの購入は中止にしました。
フィギュアとの出会い
   フライトジャケットの出品で味をしめた私は、大学生の頃から趣味で集めていたフィギュアを処分しようと決意します。この章ではタイトルの通り、フィギュアとの出会いを記述させていただきます。

   私は大の映画ファンで、幼少の頃から映画のチラシ・パンフレットを集める収集癖がありました。1992年に大学生になって、バイトでそれなりの収入を得るようになりフィギュアを買い漁るようになりました。きっかけは東急ハンズで売っていた500円のスパイダーマンでした。ふと気になって手にした私は子供の時に戻った時のような感覚になるのと同時に「最近のおもちゃはなかなか良い出来だなあ」と感心していました。手足の付け根の部分はもちろんですが、肘・膝・手首・足首といった体の隅々まで稼動し、スパイダーマンの複雑なコスチュームも完璧にペイントされていました。もうこれは購入するしかないと思い500円でしたし、購入することになりました。これが私のフィギュアコレクションの第1号でした。それからは映画に関連したフィギュアが以外と多い(特にSF関連)ということが分かり、スターウォーズ・エイリアン・プレデター・ターミネーター・グレムリンといったフィギュアを次々に購入するようになりました。値段は最初は2000~3000円ぐらいのものを購入してましたが、高いものでは数万円するものまであり、作りも本当に精巧でこれは完全に大人をターゲットにしている商品なのだと考えはじめました。ある日、本屋で目にしたフィギュアを取り扱った雑誌をいくつか目にして、まさに当時はフィギュアブームの始まりであることを知りました。

   フィギュアブームはしばらく続き、私が大学在籍中も次々とコレクションは増えていきました。1997年に社会人になってから、大学生の収入とは比べ物にならない給料を手にした私は、より高価で細部まで忠実に再現したフィギュアのみに絞るようになりました。もうその頃はまさにフィギュアブームの絶頂で、家電量販店のさくらやがフィギュアを取り扱い出したりとあらゆるところで目にするようになりました。私は完全に大人をターゲットにした商品のみに絞り込んで購入するようになっていたのですが、もちろん子供向けの商品も当時は飛ぶように売れて、大人が目の色を変えてそのような商品を物色するのを見て、冷めていく自分に気づきはじめていました。その時はちょうど2000年前後だったと記憶しております。
ふと証券会社に立ち寄って見ました。
   株式投資には以前から興味があったのですが、自分の中ではギャンブルに近いというイメージがあり、あまり進んでやる気にはなりませんでした。 2004年の夏頃でしたが、ちょっと貯金も貯まってきて、自宅のローンの返済にあてようかどうか迷っていたときのことです。ちょっと株でも検討してみようということで、近所の証券会社に足を運んでみました。

   私は不動産投資にも興味があったので、(詳しくは不動産のページをご参照ください。)一番の目的はREITでした。これは不動産を証券化したもので、実際にある不動産に間接的に投資ができるというものです。テレビでの特集を見て興味を持ったのですが、平均利回りは5%ぐらいで管理も必要ないし、リスクも少ない商品なのでいいなあと思ってました。ちょうど私が訪問した週に新規公開したばかりのREITがあると紹介されましたが、公開直後は価格の上下が激しいので、安定するまで待っても良いのではというアドバイスをもらいました。この時に私は上下が激しいということを聞いて、ある事を思い出しました。ある株で公開直後にものすごい勢いで値上がりして、公募価格の10倍近くまであっという間に駆け上がったという話を聞いたことがあります。他にも同じような話は聞いた事があるので、ものすごく魅力的に思いました。

   そこで、私は新規公開株について説明を受けて、ちょうど翌月に公開される株というのをいくつか紹介されました。ただし、公募に応募しても外れる可能性の方が圧倒的に高いので期待しないでくださいと釘をさされましたが、その中でも「ソネット・エムスリー」というソニーが出資している会社が気になりました。医療関連の会社なのですが、その中でもライバルなしのネットビジネスを展開しているという強みがあります。また、ソニーの名前こそありませんが、ソネットという名前も十分知れ渡っているので軽い気持ちで応募してみました。
copyright © 2005 あるサラリーマンの副業実録 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
  1. 無料アクセス解析
SEO対策:副業 SEO対策:不動産 SEO対策: SEO対策:オークション SEO対策:サラリーマン
  1. 無料アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。